アナタの「不満」は、おそらく他者からは分かりにくいでしょう。
むしろ、不満などないようにも見えているかもしれません。
平均と比べて、給与は高いとは言えないかもしれませんが、入ってくる収入の中で、しっかり貯蓄も出来ていて、そしてご家族もいらっしゃらないので、ある意味では「強い」です。
但し、一つ気になるのは「努力をしている」と答えたことです。
そこに何やら「不満の芽」を感じます。
もしかしてアナタはこう思っていませんか?
私は正当に評価されていない。と。
少々残酷なことを言いますが「給与=世の評価」です。
中にはたまたまその場所にいただけで、さほどの努力もせずにそれなりの収入を得ている「幸運」なこともありますが、収入が低い場合、それは「不運」ではなく「必然」です。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
江戸中期、平戸藩(現在の長崎県 平戸市)の藩主でありながら、剣の名人としても有名だった松浦静山の言葉で、野球の故野村克也監督が自身の著書に引用したことで広く知られました。
幸運や偶然、相手のミスなどで「何故か」勝てることがあるが、負けた時には、その理由ははっきりしていて、そこには不運などはない。
そういう意味です。
「負けの理由」
アナタはご自身でそれに気づいているのではないですか?
残念ながら、アナタへの評価は「正当」だと思われます。
誰でも出来る、誰がやっても同じ仕事は、いくら頑張ったところで、給与アップには繋がりません。
新しい武器が必要です。
幸い、アナタには貯蓄があり、そして守るべき人もいません。
新しい武器を探す旅に出るにあたり、 蓄えがあり、身軽であることは、何にも勝るメリットです。
“アナタは「新しい武器を求める者」タイプです” への1件の返信